1989-04-11 第114回国会 衆議院 外務委員会 第2号
さらに言いますと、後に昭和五十四年の予算委員会で我が党の川崎寛治委員と柳谷政府委員との間にも質疑応答がございまして、これによりますと、いわゆる北朝鮮には、現在というよりも戦争の終わった時点におけるいわゆる請求権の問題が残っている、双方の請求権が残っているという言い方をされておりますので、その点も今日変わっていないと確認してよろしゅうございますか。
さらに言いますと、後に昭和五十四年の予算委員会で我が党の川崎寛治委員と柳谷政府委員との間にも質疑応答がございまして、これによりますと、いわゆる北朝鮮には、現在というよりも戦争の終わった時点におけるいわゆる請求権の問題が残っている、双方の請求権が残っているという言い方をされておりますので、その点も今日変わっていないと確認してよろしゅうございますか。
○柳谷政府委員 外務省の外交強化体制の充実について御理解をいただいて感謝しております。 私見るところ、在外二千人、本省千五百人のわれわれの同僚は、全体として見ますと一生懸命に仕事をしていると思っております。能力に応じて酷熱、瘴癘の地でがんばっておると思います。
○柳谷政府委員 昨年実は法改正をしたわけでございます。法改正をしたためにいまのコードを発動する必要が起きなかったわけでございますが、その前、法改正が二、三年、間を置いたときには、いまの必要が起きましたので、たしか五十四年かと思いますけれども、これを行って、その時点における物価等による調整を行った事例がございます。
○柳谷政府委員 この幅はいまの不健康地加算部分でございますが、これは五%から一級刻みに一〇、一五、二〇、二五と五級地、一番瘴癘度の高いところについては二五%という五段階になっております。これは瘴癘度に応じて五段階に区切っているわけでございます。
○柳谷政府委員 そういうことは承知しておりません。
○柳谷政府委員 御指摘のとおりでございまして、先ほど申し上げましたように、五十六年度予算編成に当たりましても、伊東外務大臣を先頭に立てて私どもなりの努力をしたつもりでございます。
○柳谷政府委員 来年度の予算編成については、まだ着手しておりませんけれども、かつこの法律そのものは、繰り返し申しますように大蔵省の法律でございますので、大蔵省と十分の協議を必要といたしますが、ただいま御指摘の趣旨は十分体して当たりたいと思います。
○柳谷政府委員 ちょっと一言。先ほど私昭和五十六年度の国有化のための予算を三億一千万円と申しましたけれども、これはちょっと読み違えで、三十三億一千万円でございましたので、謹んで訂正させていただきます。
○柳谷政府委員 幸か不幸か、今日まで婦人外交官が外国人を夫としようとした事例は具体的には一件もございませんでした。しかしながら他方、土井委員の理論的に差別が存在するじゃないかという御指摘は、私どもも同じように考えております。この点は国籍法の問題でございますので、この婦人差別撤廃条約の議論の過程におきまして、関係省庁ともよく問題を検討させていただきたいと思います。
○柳谷政府委員 先ほど御指摘のございましたアマーストにおける会議の内容につきましては、日本側の参加者から総理大臣あてに要請書が出されまして、これは私どもも総理府の方から送達を受けて承知しておる次第でございます。
○柳谷政府委員 再来年の四月になりますと、いずれにしても講和条約発効満三十年になりますので、私ども先般六回目の公表をした後、これから着手する作業は講和条約前の講和条約関連の外交記録ということになるかと思いますので、一年余りのうちには三十年原則によりましても占領中の外交記録については原則公表が現実に実現するかと思います。
○柳谷政府委員 この夏、国会議員の方々が非常に多数外国をお回りいただきまして、在外公館の状況、外交活動の状況もつぶさに御視察いただきました。
○柳谷政府委員 ただいま外交体制が不十分ではないかという点について大変厳しい御批判、御指摘をいただきました。日ごろ私どもが痛感して各方面に訴えていることと一致する点が大部分でございまして、その御理解をいただいている点を感謝したいと思います。 私どもも、まさに御指摘のように私どもに与えられた外交の任務の重大さ、神聖さということを自覚して、常に反省を加えているつもりでございます。
○柳谷政府委員 いま中曽根長官から大変心強い御発言をいただきましたので、今後とも行管当局それから財政当局とも十分御相談しまして努力してまいりたいと思います。
○柳谷政府委員 このたび内閣委員会の先生方が各地の在外公館を見ていただきまして、その御見聞によりましていろいろ御提言いただいたこと大変感謝しております。いろいろな御提言を伺いまして、私どもこれに耳を傾けたいと思っております。
○柳谷政府委員 ただいま御指摘の点、特地勤務手当、これは瘴癘地の中でも特に瘴癘度の高い任地についてそのような制度を実施していきたいということで、現在主として、これは予算の問題が伴いますので、大蔵当局と連日これも折衝しているところでございます。
○柳谷政府委員 アラビスト、アラビア語がしゃべれるあるいはアラビア事情に明るいという人間の養成は、戦後日本のアラビア地域との関係が深くなるにつれて外務省としてはほかの地域に比べてかなり重点を置いて養成に努力してきたつもりでございます。
○柳谷政府委員 現在のアラビストの配置状況でございますけれども、上級職、専門職を合わせましてエジプトに十二名、サウジアラビア五名、これは特に多い数でございます。あとのところはシリア、カタールの二名、その他の諸国は一名、現在中近東地域に勤務しているアラビストは合計二十七名でございます。
○柳谷政府委員 職員の夫人が犠牲になった場合という前段のお尋ねでございますけれども、これは申すまでもない当然のことでございますけれども、公務員でないということでございます。したがって、公務員の災害補償という現行制度のもとにおいては、この夫人についてはこの適用の対象にならないというのが現状でございます。
○柳谷政府委員 御指摘のとおり、外務省がその責任の立場にあることは自覚しておるつもりでございます。具体的に公務員のそういう補償という問題になりますと、人事院当局とか警察当局とか関係方面と十分御協議もする必要があると思っておりますけれども、鋭意これを進めて何とか改善を図っていきたいと思っております。
○柳谷政府委員 コロンビアにおきましての外交行事は、ちょうど日本大使は他の地域に出張でコロンビアの首府におりませんでしたので、そういう意味において人質になりませんでした。事件そのものはなお解決を見ておらないと承知しております。
○柳谷政府委員 仰せのとおり、この旅費法は国内旅費、外国旅費を通じまして大蔵省所管の法律でございまして、その別表等でいろいろ御指摘の宿泊料とか日当とかこういうものが規定されておりますので、最終的には大蔵省の所管当局が旅費法の改正というような形で取り上げられる種類のものでございますけれども、外国旅費の部分に関しましては外務省、関係各省庁、それぞれ予算をいただいておりますので、その中でも大口の外務省として
○柳谷政府委員 情報収集活動が外交活動のためにきわめて重要なことはいま御指摘のとおりで、繰り返しませんが、外務省といたしましても、情報収集活動の整備充実、そのための要員の確保、特に地域別、問題別の専門家の養成ということをこの何年来最重点事項の一つとしていろいろな面で整備を図ってまいりました。予算面、定員面、制度面といろいろな面で努力を払ってきたつもりでございます。
○柳谷政府委員 当時臨時代理大使を務めておりました杉江一等書記官とその夫人とが現地において惨殺されたという事件はまことに遺憾な事件で、当時以来私ども大変なショックを受けているわけでございます。 当初、事件の真相が判然としなかったということは御指摘のとおり事実でございます。当時のラオスの国情がいろいろ流動的であったということもございまして、なかなかその背景が判明しないということがございました。
○柳谷政府委員 本年の秋の御指摘の安保理事会の非常任理事国の選挙に対して政府としてどのような態度で臨むかということについては、まだ方、針を決定しておりません。
○柳谷政府委員 私どもはそうしたいと思いますが、財政当局との間で現時点ではまだ最終的な了解に達するまでには至っておらないという状況でございます。
○柳谷政府委員 一昨年は選挙を戦って、残念ながら当選しなかったわけでございます。昨年は立候補を初めからいたしませんでした。
○柳谷政府委員 御指摘のように、私どもも捜査当局と接触を持っておることは事実でございますけれども、これは現在、検察当局が裁判を進めている段階でございますので、捜査中あるいはこれから裁判にかかる事項であるということでございますので、外務省からこれについての中身を申し上げるのは現在は差し控えるべきものと心得ております。
○柳谷政府委員 御指摘のように、中国に関する情報が漏れたのではないかという話は私どもも聞いておりますけれども、この点はまさに今回、これからの裁判の過程におきまして明らかになっていくということでございまして、現在、私どもは正確な中身についてまで承知していないというのが現状でございます。
○柳谷政府委員 これは事件の発生後、そのような報道がなされました直後に外務省が、アジア局と在京の中国大使館とのレベルで行ったものでございます。
○柳谷政府委員 件数についてのお尋ねですけれども、昭和五十四年暦年については、秘密指定された公信、公電の総数は約九万件でございます。そのうち機密度の高い極秘指定が約一万件でございます。
○柳谷政府委員 お答えいたします。 現在、金在権氏が韓国またはソウルでございますか、そこにいるかいないか、まずこれを再度正確に確認するのが最初の要件ではなかろうかと思います。
○柳谷政府委員 これは、いまいろいろなことを確かめたいことがございまして、その方向で現在、考えております。
○柳谷政府委員 そのとおりでございます。
○柳谷政府委員 外務省といたしては承知いたしておりません。
○柳谷政府委員 取り寄せるようにいたします。
○柳谷政府委員 現在、日本政府は、ポル・ポト政権との間に関係を持っているわけでございます。 この政権ないしその政権の首脳が行方不明になったとか、あるいは海外に脱出したというようなうわさは時折ございますけれども、私どもは正確にこれを確認しておりません。現在、引き続きカンボジア国内にこの政権が存在するというふうに理解しております。
○柳谷政府委員 先ほど御紹介しました先方の説明においては、この共同開発の問題は日中政府間で話し合うべき問題であると自分は考えておるという趣旨を話したものである、こういうのが御説明でございました。
○柳谷政府委員 把握しておりません。
○柳谷政府委員 お答えいたします。 ただいま御指摘のありましたような中国側からする最近の商談についての凍結とか一時留保という話があったことは事実でございます。たまたまこれが最近の中越間の武力紛争と時期を同じくして出たもので、これと何か関係があるのではないかという観測が一部にあるわけでございます。